沖縄でのイベント成功の鍵は天候チェック
沖縄でのイベント成功の鍵は天候チェック
沖縄で開催するイベントを成功へ導くためには、環境チェックが鍵を握っています。そこで、夏の屋外イベントの場合に、特に注目しておきたい沖縄の天候の特徴をご紹介いたします。
日差し
「太陽が近く感じる」といわれるほど、沖縄の日差しは強いです。実際に、直射日光を浴びる環境も多く、それが沖縄の醍醐味でもあるといます。しかし、それによって日焼けをする可能性が格段に上がります。人だけでなく、例えば屋外イベントなどで使用する機材なども、日焼けによる熱の影響が懸念されます。海辺のイベントの場合は、日光に塩分が加わり塩害となることも考えられますので、工夫が必要です。
台風
離島を含め、沖縄は「台風銀座」と呼ばれることもありました。梅雨が明けて本格的な夏がやってくる7月頃から、10月頃までは気が抜けない状態です。年々、地球環境の変化に影響を受けつつあり、発生の頻度や規模が予測しにくい傾向もあります。台風の直撃を免れたとしても、数日に渡り天候が大きく崩れることもあります。沖縄でイベントの開催日程を決める時には、台風が発生した場合のことを想定しておく必要があります。
雨
亜熱帯特有のスコールは、沖縄では「通り雨」や「太陽雨」といわれています。ある地点を境目にして、こちら側は快晴なのに、向こう側は豪雨という珍しい現象も見られます。空を見て、ある一箇所にだけ黒い雲がかかっていると、そこだけに激しい雨が降っていることもあります。時には、降り注ぐ太陽の光の反射を受けながら大粒の雨が降って、びっくりしてしまうこともあるのです。沖縄のこの現象は、県外では見られない珍しいもので、予測できないところが難点です。野外イベントなどでは、急な雨から機材を守るための対処法を用意しておくことが大切です。
湿気
蒸し暑さは沖縄の特徴のひとつですが、それは湿気によるものです。海に囲まれた島国ならではの気候で、東南アジアのリゾート地の様な雰囲気を味わえます。昼夜を問わず湿気が多いのですが、高い建物で風が遮られることが少ないため、開放感はあります。通年、平均的に湿度が60%を超えることがほとんどであり、屋外イベントなどでは使用する機材が湿気の影響を受けないように注意する必要があります。