スタッフブログ
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デジタルサイネージモニター壁面取付金具の設置工事
2018-01-16

墨出し(位置決め)

ダイヤモンドコアドリル

穴あけ後

ケミカルセッター

アンカーボルト固定状況

ベース金具設置状況
こんにちは。
アイソトープス 工事担当の玉城です。
1月5日は那覇市の現場に行ってきました。
1月下旬にオープンする施設にデジタルサイネージの
システムを納入するお仕事をいただいており、金具類
を事前に取り付ける作業です。
建築工事がほぼ完了した建物内に入ると一階の大部分が
大理石の壁と床で、まるで高級ホテルのようでした。
今回は75インチモニター1台と、別の箇所に65インチ
2連モニターの取付金具を大理石の壁面に設置するのですが、
再生機器やネットワークのスイッチングハブなどをモニター
の後部に設置するため、スペーサーを兼ねて市販の壁面金具の
下にベース金具を付ける事にしました。
取り付ける際に大理石に力がかかると割れてしまう恐れが
あるので、石には触れずに設置できるよう設計・施工しました。
厚み20mmの大理石の裏に30mmほどの空間があり、その
奥のコンクリートにアンカーボルトを固定するのですが、
まずは大理石に穴をあけるのが第一難関。
(大理石の業者さんに「振動を与えると破裂するように割れるよ」と言われました)
小さな穴から徐々にサイズアップしていく方法があると言わ
れたのですが、5段階であけると作業量も5倍になります。
でも、探せば有るモンですね。便利なツールが。
ダイヤモンドコアドリルです。
静かに、直径30mmの穴をあけてくれます。
念のため3本用意していましたが、1本で14個の穴をあけ
る事ができたので、嬉しくてニヤニヤ。
ハンマーでアンカーを打ち込むような作業ができないので、
アンカーボルトの固定にはケミカルセッターを使用しました。
これも今回活躍した便利ツールのひとつです。
金具の前後をナットではさみこんで、大理石から浮いた状態
で設置した後、市販の壁付金具を取り付けてこの日の作業は
終了です。
~追伸~
しばらく間が開いていましたが、これから定期的にアップ
していきますので、今年もよろしくお願いいたします。
